8月2日、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」の初日の幕が開いた。2010年に第1回目が始まってから、遂に今年で第10回目の開催だ。この日の最高気温は35度、最低気温は28度。干上がるのではないかと思えるほどのカンカン照りの下、新進気鋭からレジェンド・クラスまで、始動間もないユニットから再結成まで、多種多彩なアイドルたちが個性を競った。
7月28日に東京・虎ノ門ニッショーホールで行われた5周年記念セカンド・コンサート「ハコイリ・ムスメ2ndコンサート~癒しとやすらぎとトキメキの世界へ~」の感動も記憶に新しいハコイリ・ムスメは、まず、屋外会場「FESTIVAL STAGE」に登場。吉田万葉(リーダー、15歳)、井上姫月(サブリーダー、14歳)、我妻桃実(18歳)、塩野虹(14歳)、依田彩花(15歳)、山本花奈(13歳)の6人で、「ティーンエイジ・セレナーデ」、「レモネード・キッス」、「あのコによろしく」を歌った。おねえさん格の我妻(9月29日で卒業)は貫録すら感じさせ、すっかりグループに溶け込んだ依田(表情も格段に豊かになった)の良さ、張り切った塩野の歌声など、わずか15分の持ち時間の中で、しっかり魅力を伝えた。
ハコイリ・ムスメはライヴで必ずメンバーと曲名をしっかり紹介してくれるのが嬉しい。ぼくはいつも思うのだ。オーヴァーチュアに凝るのもいいけれど、とにかく名前と曲目をしっかり滑舌よく発音してくれと。それにこれは、初見のひとに自分たちをアピールする最も親切な方法にもなると思うのだ。そういう点も含めて、ハコムスは小気味よいほど正統派である。
https://hakoiri-musume.com/
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