1984年10月から翌85年4月までの半年間にわたってTBS系テレビで放送され、人気を博し、いまも多くのファンの間で語り継がれている伝説の青春ドラマ「泣き虫先生の7年戦争 スクール☆ウォーズ」が初のDVD-BOXとして9月4日に発売(発売元・TBS、発売協力・TBSグロウディア、販売元・キングレコード)されるのを記念して「ラグビーの日」の8月24日、東京・文京区のキングレコード関口台スタジオで「Paravi配信&DVD-BOX発売記念 スクール☆ウォーズ同窓会2019」と銘打った記者会見が開かれた。
高校ラグビー界で無名の弱小チームが、ある一人の教師が赴任してからわずか数年で全国優勝を果たすまでの軌跡を描いたドラマ。その教師・滝沢賢治のモデルになったのが、日本のラグビー指導者で元日本代表の山口良治さん(76)。
その主人公・滝沢役を演じた山下真司(67)をはじめ、ラグビー部員・大木大助役の松村雄基(55)、同ドラマの華・富田圭子役の伊藤かずえ(52)という俳優3人と、同ドラマの主題歌「ヒーロー」を担当した歌手・麻倉未稀(59)の全4人を迎えて会見を行うことになったもの。
今年は、ラグビーワールドカップ(RWC)日本開催という歴史的記念イヤーで、同ドラマ誕生35周年という記念すべき年でもあり、DVD-BOXによって再び大きな話題になりそうだが、この日、3人の俳優が再会するのは18年ぶりだそうで、山下は「あっとういう間に月日はたちましたが、『スクール・ウォーズ』あっての私の人生だと思っています」。
松村は「久しぶりに会ったとは思えなくて、一瞬にしてあの当時に気持ちがフィードバックしたような気がします」。伊藤は「35年もたってまだフィーチャーされているというか、また新たにDVD-BOXが発売されるのは考えられませんね。35年も忘れられないのは、偉大な作品だと思います」。
また、麻倉が「私は『スクール☆ウォーズ』のお陰で、いろんなところで歌わせていただいて、もちろんラグビー場でも…。『ヒーロー』という曲は外国の曲ですが、カバー曲がここまで可愛がっていただけるのは『スクール☆ウォーズ』のお陰です」と言うと、山下は『あの曲がないと、『スクール☆』ウォーズ』じゃないんだよね」と、同主題歌を絶賛。
35年たったいまも多くの人々に愛されている作品だが、山下は「こんな作品はないんじゃないですか。愛がテーマなので、35年たったいまも色あせないのだと思います。『スクール☆ウォーズ』という作品にめぐり会って、ここまでやってこられて、感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。
そして、最後に伊藤が「信は力なり、ぜひ頑張ってください」など、全員でラグビーW杯、ラグビー日本代表に熱いエールを送った。
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