9月29日、Zepp名古屋にて、6人組ガールズユニット・手羽先センセーションが単独公演『溶けなかった夏の初期衝動』を開催した。2017年結成、デビュー2年で1,004名と過去最高の動員数を記録した。計14曲、1時間40分、ノンストップライブは興奮のルツボと化した。初のZeppライブに挑んだメンバー6人は、常軌を逸した強い意志と決意が会場全体に表れていたパワーを感じる圧巻ステージだった。
ライブ終了直前にツアーライブをサプライズ発表! ファンは興奮する。今夏の『東名阪福』ツアーが成功で終わり、第二弾として『年末のご挨拶“東名阪静”ツアー』を開催することを告げた。今回のツアー先にはメンバー神谷美玲の地元・静岡を凱旋ライブするという。モンスター急にパワーアップしていく手羽先センセーションに、ますます目が離せない。
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ライブ前には記者会見が行われた。
杉野 彗プロデューサーは今回のライブについて意気込みを話してくれた。
「手羽センが最もアピールできる場所はステージだと思ってます。キャッチーな王道楽曲に、メンバーの全力なパフォーマンス、会場の一体感で【熱量】を伝えていきます。あと結成2年でここまでよく来たと、6人を褒めたいと思います。手羽先という名古屋を代表する名前を背負わせていただいてますので。名古屋で1830(てばさき)名を動員させたいです」。
6人のメンバーのコメントは以下のとおり。
森田陽菜(黄色担当) 「いつかは…Zeppで、と思ってたのですが、そのいつかがやってきたんだということがとても嬉しいです!」
神谷美玲(赤色担当) 「デビュー前からZeppという大きなステージに“手羽セン”で立つことが一つの夢で、その夢が叶おうとしています。手羽センらしく楽しめたらいいなと思います!」
斉藤まなか(水色担当) 「どきどきわくわく!ワァイ!とにかく全力で楽しも~!頑張りまぁちゃん~!」
橋本琴春(ピンク担当) 「初めてのZepp Nagoya単独。加入当初から目標の一つとしてきた夢がもうすぐ叶うんだなと思うと、とても嬉しく、わくわくしています!」
塚野なゆ(ミントグリーン担当) 「Zeppでワンマンライブをすることを1つの目標としていたのでとても嬉しいです!みんなと最強の一日にするぞ!」
三池志歩(紫担当) 「手羽センに入る前からずっと憧れていたステージなので今回単独でやらせて頂けることがとっても嬉しいです!」
続いて地元記者から幾つか質問が続く。
――自分にキャッチコピーをつけるとしたら?
森田 「ポジティブの塊」
神谷 「すばやく吸収!スポンジアイドル」
斉藤 「今日もまなかがパワーチャージ!なにわの脱力系エキサイティングアイドル」
橋本 「隠されている太い声」
塚野 「笑顔満点 完熟メロン!
三池 「笑顔前進!手羽先センセーションのハスキーボイス みいけしほです!」
――個人的!手羽先センセーション大好きソングBest3を教えてください
森田
【1位】『始まりのシグナル』⇒ 理由:歌詞や曲調だけでなく、振り付けも含め手羽センの等身大のような曲だから。
【2位】『この空は続いている』⇒ 理由:何回聴いても「名曲だ…」と思ってしまうほどに、色々と考えられる曲。
【3位】『Colorful Days』⇒ 理由:全てにおいて新しく踏み込んだ曲でしたが、個人的にはすごく好きなので。
神谷
【1位】『この空は続いている』⇒ 理由:歌詞が胸に響いて聴く度に泣いてしまうから
【2位】『あなたの光は』⇒ 理由:私たちとウィンガーさんの大事な曲だから
【3位】『ウノウクノウカノウサノウ 手羽センVer.』⇒ 理由:イントロが1番好き
斉藤
【1位】『ノンフィクション』⇒ 理由:軽快な曲調に合わせて踊るのがとにかく楽しいしサビの最後にみんなで手を叩くところが盛り上がれるのでお気に入り!
【2位】『未完成日記』⇒ 理由:サビが壮大でキラキラな感じで爽やかでありつつも歌詞が熱くて刺さる、とてもよい!
【3位】『足跡』⇒ 理由:たまにしかやらないのでレア感があって久しぶりにやる時にイントロ流れてキタキタ!となるくらい個人的に好きなので選びました
橋本
【1位】『夏情気性』⇒ 理由:今までで一番キーが高い曲で歌っていて気持ちがいい、そのキーの高さから引き出されるエモさや細かい振り付けが好きだから
【2位】『STIMULATE』⇒ 理由:この曲はメンバーそれぞれのソロパートが多くてメンバー 一人一人の個性ある声質をじっくり聴けるから。
【3位】『I'm Believer』⇒ 理由:2期生お披露目の時初めてステージで踊った曲の一つで未来へ向けた前向きな歌詞とサビの振り付けが好きだから
塚野
【1位】『あしたのはなし』⇒ 理由:辛くて悩んでも、あしたに向かって一歩踏み出せる勇気をもらえます。メンバーとウィンガーのみんなと一緒にいれる毎日を大切にしたくなる曲です。
【2位】『STIMULATE』⇒ 理由:この曲はあまりライブでやらないのですが、踊っていると感情移入しすぎて泣きそうになるくらい、すごく気合いが入る曲です。逆境にも負けない、力強い歌詞が好きです。
【3位】『New stage』⇒ 理由:振り付けがコミカルで、可愛いすぎる新曲です!二コピとニューステージはみんなと一緒に踊りたいなあ~
三池
【1位】『ノンフィクション』⇒ 理由: 手羽センは基本明るい曲が多いのですがその中でも少し珍しい少し闇な感じ!なところが好きです!
【2位】『空色スタートライン』⇒ 理由:歌詞が1期生を追いかける2期生!っていう自分の中のイメージでとても好きです!
【3位】『夏情気性』⇒ 理由:手羽センに少ない恋愛ソング。曲だけじゃなくて振り付けも今までにない感じなところが好きです
――趣味、マイブームを教えてください
森田 「アニメ鑑賞!特技はアルトホルンです」
神谷 「映画鑑賞!利き緑茶が特技です」
斉藤 「ポケモンカード!ご当地キャラのイベントに行くこと!マイブームはお料理、家で映画を観ることです」
橋本 「ヒトカラ!一度決めたことは最後までやり遂げる事が特技です」
塚野 「絵日記!マイブームはモデルウォーキングです」
三池 「夜中の散歩!夏と秋の間の涼しさがちょうど良いので皆さんやってみてください。ゲームで鍛えられたタイピングが得意です」
――アイドル以外でしたいお仕事は何ですか?
森田 「料理番組をしてみたいです!」
神谷 「演技のお仕事!あとポケモンに関連するお仕事もしたいです。いつかはオープニング曲を」
斉藤 「声優の仕事をやってみたいです!とっとこハム太郎みたいな声だねとよく言われ、覚えてもらいやすい声で。あとプリキュアが大好きで、プリキュアの声優になっていつか本物のプリキュアになりたいです」
橋本 「激辛料理を食べるお仕事がしたいです!今までに出会った事がないくらいの激辛に出会いたいです」
塚野 「モデル!雑誌やカタログ、ファッションショーにも出たいです」
三池 「猫カフェの経営!自分好みの猫を沢山集めたいです」
――杉野プロデューサー、メンバー6人の取り扱い説明書を教えてください
杉野 「お~。難しい質問ですね(と以下にまとめました)」
・森田陽菜は『目配り、気配り、心配り、配ってばっかりなリーダー。アニメで元気注入!』
・神谷美玲は『ポンコツお姉さん。熱い気持ちでチームに刺激をプラス』
・橋本琴春は『見た目と歌声のギャップが目に留まる。ピンクヘアのモンキッキー(サル顔)』
・斉藤まなかは『真面目でストイック。ゆるキャラとポケモンカードを愛する』
・三池志歩は『甘え上手、乗せ上手、雰囲気上げ上手。ムードメーカー』
・塚野なゆは『ぼーっとしているけど意外と考えている。ある意味画伯な絵日記はピカソ級?』
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ライブ終了直後、音楽ディレクターのDJ金魚さんに、手羽先センセーションの人気の秘密について聞いてみました!
DJ金魚 「常に心掛けていることはアイドルだけど女優を演じる、アイドルソングではなくフォークソング。難しい歌詞を書かず。身近な女の子が共感してくれるようにメッセージ性の強いストレートな歌詞。感情をこめて演じ切ること」
≪セットリスト≫
1 I'm Believer
2ノンフィクション
3 STIMULATE
4 ウノウクノウカノウサノウ -手羽センver.-
5 始まりのシグナル
6 ハピピピパーリーナイト
7 New Stage
8 小さな冒険者
9 ニコピの方程式
10 未完成日記
11 君キミ、恋病
12 あなたの光は
【アンコール】
13 夏情気性
14 あしたのはなし
東名阪静“年末ご挨拶ツアー”
11月30日(土)大阪・阿倍野ROCKTOWN
12月8日(日)静岡・浜松Mescalin Drive
12月15日(日)東京・新宿RUIDO K4
12月28日(土)名古屋・今池BOTTOM LINE
手羽先センセーションとは?
名古屋を拠点に活動する6人組女性アイドルグループ。森田陽菜、神谷美玲、橋本琴春、斉藤まなか、三池志歩、塚野なゆ。2017年結成。事務所はフレオエンターテイメント。強がりセンセーションを創り上げた女性プロデューサー杉野 慧(けい)が、名古屋に移住してプロジェクトがスタートした。全力熱唱、キャッチーなアップテンポ、バラードの曲が話題となり、若い層・女性ファンを中心に人気を集めている。今年4月に発売されたデビューアルバム『手羽先のおいしい食べ方』はオリコンアルバムデイリーランキング1位を記録した。
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