1月11日(土)、Zepp NAGOYAにて『てぃんく♪5thワンマンライブ -DREAM STAGE-』 が開催された。前身ユニット『ティンカー☆ベル』の時代を含めた5年目突入の年を記念するメモリアルライブ。
二部制で、昼に開催された、てぃんく♪が主催する対バンLIVEには779名が詰めかけ、夕方から始まった単独LIVEには724名が詰めかけた。1日で計1,503名の動員を記録した。
ライブ最後にはプロデューサー平井健太(ハニーエールプロモーション代表)から5月から8月にかけて渋谷クアトロ(750人収容)、梅田クアトロ(700人収容)、名古屋クアトロ(550人収容)ツアーに挑戦することを発表。何も知らされていなかったファン、メンバーともに歓喜の渦に包まれた。
LIVE途中に、メンバー8人と平井プロデューサーから寄せられた意気込みコメントを紹介します。
◆柚木未瑠 「4月からリーダーになり、てぃんく♪のために何ができるんだろう? と考えることが増えました。答えはまだ出ませんが、毎回同じLIVEにならないよう歌詞に込められた感情を大切にして、グループをまとめて引っ張っていきたいと思います。今後は47都道府県にファンがいるアイドルを目指したいです、47都道府県でLIVEができるアイドルになりたいです」
◆要英玲羽 「前回の名古屋RenyワンマンLIVEから10ヶ月。とても早かったです。今日まで、そのときにしか見れないライブを心がけて頑張ってきました。昨夏はお陰様で『SEKIGAHARA IDOL WARS 2019』の決勝で1番大きいメインステージに立てることができました。これからも1曲、1曲歌うたびに、お客さんの笑顔が増えていくようなステージをしていきます」
◆桜田姫花 「ZeppNagoyaに立てて本当にうれしい。髪を短くして心機一転したので、人一倍頑張っているSNS発信を一層がんばって、てぃんく♪の広報活動に努めていきたいです」
◆乙守鏡莉 「今ここにいることが幸せです。ありがとうございます。今年は中学三年生で受験。アイドルと両立できるよう頑張ります。あと歌声が安定するよう体幹を鍛えたり、体力、柔軟に余念がないよう頑張ります」
◆戸高凛音 「メンバーが入れ替わり、昔はフォーメーションの端にいた私がセンターを任されることが増えました。嬉しい反面、もっと頑張らなくてはなあと気合が入ります。これからも日本中の人に知ってもらうアイドルになりたいです」
◆月城樹理 「こんなに大勢の人の前でステージが出来て、頑張った甲斐があった。私は踊ることは大好きなのでもっともっと踊って、多くの人を魅了していきたいです」
◆星名桃佳 「昨年の9月にステージデビューしたにも関わらず初めてのワンマンライブがZepp Nagoyaさん。大きな舞台に連れて来てくれてうれしく感謝の気持ちでいっぱい。これからが恩返しできるよう、もっと表現力を磨いていきます」
◆兎未めろ 「昨年の8月に研究生として加入した私がまさか、と。緊張しっぱなしで。これからはもっともっと練習して全曲ステージ立てるようになり、てぃんく♪ の役に立ちたいです」
◆平井プロデューサー 「ティンカー☆ベル(てぃんく♪の前身)を作った5年前にZepp Nagoyaでワンマンライブをすることが目標でした。昨年の3月に発表してから無謀だと周囲から言われ続けましたが、高い山だからこそ登り甲斐があるとメンバー、スタッフが一丸となり頑張ってきました。お陰様で、こんなにたくさんの人が来てくれて感無量です。今までの女の子たちに見せてあげたい、すばらしい光景です。これからは東海から世界へ発信と、いろいろな人に知ってもらい、聴いてもらいたいと思います。ただ名古屋で生まれて、名古屋の人に支えられてきたグループなので基軸は名古屋、名古屋ファーストの精神で頑張っていきます」
全18曲、2時間40分に渡る熱いライブレポートを紹介
≪セットリスト≫
☆オープニングMV
【解説】華々しいオープニング映像からスタート。期待が高まる!
①ポッピンスマイル
【解説】軽快な歌にZeppの会場の空気が、ハッピータイム色に変化。「2人でも~」という歌詞に「おれも!」と大歓声のレス。
②カラフルデイズ
【解説】「君の背中に夢をのせて」という歌詞が響く。まさに今回の5周年メモリアルで大きな舞台に立つ8人の少女たちとだぶる。サビの「君のことが好きだからー」に神ライブになること間違いないと確信。
③windy love
【解説】中央にせり出したランウェイで8人の少女たちが手振り、指差しと観客にアピール。至近距離となりオーディエンスの表情が笑顔と変わる。
☆MC&自己紹介
【解説】メンバーの名前を呼び合う声援に会場、超大盛り上がり。特に要英玲羽さんの『あなたの要、みんなの要になりたい!』というフレーズが印象的でした」
④こっちおいでshowtime
【解説】サビのフリが可愛すぎ。てぃんく♪初心者の人にオススメ。小さい子もマネしたくなりそう。
⑤twinkle star
【解説】会場中を八色のサイリュームがきれいに輝き。夜空に輝く流星群のようにキレイでした。
⑥2人の約束
【解説】アップテンポの曲から一転、しっとり、聞き入ってしまう刹那ソングに心がしみる。
⑦ゆめのピクニック
【解説】人文字でピクニックのテントを作り、ひょっこりと顔を覗くところが印象的でかわいい。管楽器主体の曲調と、ピンク色の照明がマッチして、思春期の女の子が抱く、淡い気持ちが伝わる。乙守鏡莉の小悪魔ウィンクにも注目。
⑧愛がとまらない
【解説】桜田姫花のタイトルコールからスタート。とても15才とは思えない感情を抑えた声で胸打たれる。好きな人への切ない歌心に客席は静まりかえり聞き入る。戸高凛音の声が上ずった半泣きのサビにエモさが加速。「愛があふれて、愛がとまらない、でも届かない」という歌詞のフレーズは秀逸。
⑨スペシャルタイム
【解説】ポップなリズムに思わずスキップしたくなるハイテンションソング。要英玲羽の小気味良い掛け合いの声が会場のボルテージを上げていく。知らぬ間に会場が一体となり、観客は隣の人同士で肩を組んで左右に体をスイングする。
☆インタビュー動画
【解説】普段ファンの前では明るい顔をみせるメンバーが抱える悩み、葛藤、これからの展望をドキュメント番組タッチに紹介。1人1人の素顔が浮き彫りになっていく。
(10)いじわるboyfriend
【解説】新衣装で登場!下半身は、ふわふわスカートに。上半身はボディラインが出る、リカちゃん人形のようなエレガントさに見とれてしまう。新衣装にマッチする新曲で、多くのヒット曲を手掛ける利根川貴之が書き下ろし。思春期の少女の気持ちを表現する『恥じらいダンス』が心を打つ。伝えたいけど伝えられない思春期特有の恥ずかしさを隠す『いじらしい指回しポーズ』も必見。
(11)てぃんく♪てぃんく♪すたー
【解説】利根川貴之が書き下ろした新曲。てぃんく♪の代表曲になりそうな小気味よい曲調。戸高凛音の可愛らしい声のソロサビが印象に残る
(12)魔法のリズム
【解説】昨年活動休止を発表した『Rizm☆Attention』の代表曲。予想もしなかったイントロに客席からは悲鳴の声が。小気味よい8ビートのリズムと変調メロディーに過去、『完コピ部』が出来たほど。8ビートに客席が縦揺れ、横揺れ、まるでエクササイズダンスのように汗をかいて楽しんでいる。
(13)コイノハナビラ
【解説】『Rizm☆Attention』の曲。てぃんく♪がアレンジすると、また違った味わい深さを感じさせた。サビのウッフォ、ウッフォ的なゴリラダンスがミスマッチな良さで印象的。
(14)likelikelove
【解説】不規則性なテンポで中毒性になる人が多かった『Rizm☆Attention』の曲。元メンバーの月城樹理が当時を思い出させる元気な掛け声で満員の観客を引っ張っていたのが印象。
☆MC
【解説】この時点で体力を消耗しつくした観客。柚木未瑠の「これからが終盤だよ!」という掛け声に、思わずファンから「え!死んじゃう」と絶句の声が漏れる。
(15)fresh candy
【解説】てぃんく♪のライブで鉄板の盛り上がる神曲。セットリストの組み方が絶妙。
(16)ShinyDarling
【解説】キラキラソング。ランウェイ使ってファンの元に気持ちを伝えながら絶唱。どこの席からも見つめられているように見える。気持ちのこもった1曲でした。
(17)チュリララ
【解説】オオトリを飾る、てぃんく♪の代名詞。曲中の「見たことない景色を、ぎゅっとぎゅっと、ワクワクさせてあげる」が今回のLIVE趣旨のようで感極まった。魔法をかけちゃう『ちゅっ、ちゅっ、ちゅっダンス』も必見。
☆MC&重大発表
【解説】1人1人の感謝の思いがステージで発表。これからも応援したくなるような熱いメッセージでした。平井プロデューサーから東名阪クアトロツアーが発表。5年間の感謝とZepp Nagoyaに対しての熱い想いが語られました。
(18)アンコール・チュリララ
【解説】自由気ままなダンス、観客と一体となり、ライブが終わるのを名残惜しむかのように会場が大きく揺れ動いておりました。ライブ後に集合写真。
【写真】ポテヤマムラ
『てぃんく♪東名阪クアトロツアー』
・5月4日(月祝) 渋谷クアトロ
・8月2日(日) 梅田クアトロ
・8月15日(土) ツアーファイナル/名古屋クアトロ
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