大人気コミックを実写映画化した「がっこうぐらし!」のブルーレイ&DVDリリースを記念したトークショーがタワーレコード渋谷店で行われ、主演を務めたラストアイドルメンバーの阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央らが登壇した。
イベントでは、MCを自身の冠番組で共演している三拍子の二人が行っていることもあって、「今日は、女優のみなさんをお迎えしています」と三拍子が紹介するや、「ハードル上げないでー」とすかさず長月が突っ込むなど、冒頭から楽しい掛け合いが始まり、にぎやかな状態でスタート。
トークでは、作品にまつわるお題が出され、「クランクイン時の思い出は?」という質問に対してはみな、とっても緊張したと声を揃えてコメント。中でも長月は「保健室のシーンで、『へーそうなんだ』と言いながらカーテンをめくるところが、最初の撮影だったんですけど、カーテンが薄くてすぐに動いちゃうんです。(カーテンが)動かないように固まっていると、今度はセリフが飛んでしまって……」と、最初から相当に苦戦したそう。
一方、阿部もその保健室がファーストシーンだったそうで、「またー、という言葉が最初のセリフだったんですけど、そのニュアンスがうまく出せなくて……。何度もやっているうちに、今度はわけが分からなくなってしまったんです」と、こちらも苦労したそう。
また、自身が演じた役について聞かれた間島は「(役に)似ているって言われるんですけど、私は部長とかできないタイプだし、料理もからきしで、コンロの火を点けるところも結局自分で点けられずに、開始直前にスタッフさんに点けてもらうほどだったんですよ」と当時を振り返ると、今度は長月から「包丁も持てないもんね」という突っ込みが入り、それを受け今度は「そうそう、火とIHと包丁はだめなんです」と間島がつなげ、トークはあらぬ方向に(笑)。そんな間島だが、(電子)レンジの腕前は「プロ級」だと得意げに話していた。
一方、阿部は「私はあんなにしゃべらないし」と役とのギャップを吐露し、撮影では「半年分のトーク」に相当するほどのセリフを話したという。そんな阿部は、公開時のインタビューでも話しすぎて「声が枯れてしまった」と、撮影後の苦労も披露してくれた。ちなみに、劇中ではスコップを武器にかれらと戦うが、「かっこいいスコップの持ち方が分からなくて、ホテルにあった靴ベラで持ち方の練習をしました」と、会場の笑いをさらう秘話も披露してくれた。
清原は、自身はよくしゃべるのに、「美紀はしゃべらないし、表情は変わらないし、そんな少ない情報で気持ちを表現するのが難しかった」そうで、現場では「とっても不安」で、監督ともかなり話し込んだという。ただし、役との共通点もあったそうで、それは「サイズ感だけ」と、かわいらしいコメントを発していた。
最後に見どころについて聞かれて、間島は「ブックレット裏表紙の太郎丸のイラスト」を挙げたが、実はそれは彼女のお父さんが台本に描いたものを、そのまま使っているのだとか。
長月は「体重の変動」を挙げていたが、なんと撮影中に4キロほど落としたそうで、監督からも「画がつながらない」と言われるほどだったという。しかしてその理由は、「想像からリアルへの転換シーンの、自分の2重顎に幻滅して、減量を決意した」のだとか。
阿部は、ここで初めて披露した内容で、「ツインテールの位置が、冒頭と後半(事件の前後)で違っている(下がっている)」のだとか。
清原は「ネタばれ大丈夫ですよね」(笑)と確認したのち、火事が起きて、悠里(間島)の手を引いて逃げるところ」を挙げ、「リアルではそんなこと絶対にできないので、うれしかった! カッコいいって言ってほしい」と会場に集まったファンヘおねだりしていた。
その後は、作品に絡んだクイズ大会が行われたが、その内容は、一般なものから、一度見ただけでは気が付かないようなカルト的なものまでが取り揃えられ、それをクリアした人の中から再度抽選によって、合計9名のファンに、パーカー(4人)やサイン入りポスター(4人)、阿部が実際に劇中で使ったスコップがプレゼントされた。
『がっこうぐらし!』
7月3日(水)ブルーレイ&DVDリリース
※同時レンタル開始
ブルーレイ 4700円+税
DVD 3800円+税
(NBCユニバーサル・エンターテイメント)
(C)2019映画『がっこうぐらし!』製作委員会
http://gakkougurashi-movie.jp/
https://lastidol.com/
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