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執筆者の写真yasu

松多壱岱脚本・演出のアクション大作「ACTOR’S TRASH ASSH第24回本公演『真・白キ肌ノケモノ』」が、2020年4月10日に上演決定

 ACTOR’S TRASH ASSH第24回本公演『真・白キ肌ノケモノ』が、2020年4月10日より池袋シアターグリーンBIG TREE THEATERで上演されることが明らかになった。



 これは、舞台演出・脚本家である松多壱岱が脚本・演出を務める、白子として生まれた白虎丸を主役とした舞台シリーズ。時代背景は、戦国乱世へと突き進む、室町時代の後期。松多が得意とする大殺陣回り(アクション)が存分に堪能できる作品である。最近では、白狐丸サーガと命名され、シリーズ初作「刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ」から、これまでに「白キ肌ノケモノ」「散れ桜よ、刻天ノ証ニ」「君よ叫べ、其ノサガノ在ルガ儘ニ」「月に吠えろ、夜ヲ焦ガセ君ヨ」といった展開を見せてきた。


 今回、白狐丸を演じるのはASSHの小栗諒、相棒・外道丸にはボブジャックシアターの丸山正吾。その最大の敵・土蜘蛛を成松慶彦、そして白狐丸の幼少時代の幻影・少年白狐丸をツキステの佐藤友咲が演じる。ヒロインなどは今後オーディションして決定していくという。



舞台『真・白キ肌ノケモノ』

■公演日程

2020年4月10日(金)~ 4月19日(日)


※一部ダブルキャスト

※全14公演(予定)


<劇場>

池袋シアターグリーンBIG TREE THEATER

※チケット発売は2019年12月末を予定


<脚本・演出>

松多壱岱


<出演決定キャスト>

小栗諒

丸山正吾

成松慶彦

佐藤友咲

関谷真由

服部武雄

門野翔(@emotion)

ヒロヤ

花岡芽佳

西村美咲

吉野哲平

吉田健児

石部雄一



《背景》

室町時代後期。応仁の乱で国は荒れ果て、時代は戦国へと突き進む中、人々は不安に心を満たされていた。白子として生まれた白狐丸は、生まれて間もなく親に捨てられた。そして、寺に拾われ武芸を習い、その腕をあげていく。白狐丸は、全身真っ白、眼は赤く、髪は銀髪の美しい少年と育っていった。見せ物として売られそうになった白狐丸は怒り、寺より逃亡する。以後、峠道で夜な夜な「刀狩り」として武士に戦いを挑み、連戦連勝のつわものとなっていった。白狐丸の強さは評判となり、またその異形の姿から、いつしか「鬼」と呼ばれ、その首に懸賞がつくようになった・・・。


◆登場人物◆

<白弧丸(びゃっこまる)>

アルビノ(白子)として生まれ、幼少時に捨てられるが、天狗に育てられ武 芸を磨いた。峠で外道丸とともに、刀狩りをしている。自分の生きている意 味を求めて、自問自答している時、妹、詩音と出会う。


<外道丸(げどうまる)>

白狐丸に挑むが負け続け、ついに仲間になった豪傑。いつも白狐とともにし、白狐丸を守る。女好きでだらしないのが玉に傷。詩音(しおん)・・・白狐丸の妹。しかし、兄とは知らずに白狐に会い、心惹かれる。土蜘蛛に捕らえられ、殺されそうになる。白狐に助けられるも、その血に染まった真っ赤な姿に「鬼!」と叫んでしまう。


<和泉(いずみ)> 剣を使う村の娘。外道丸に惹かれていく。


<希(のぞみ)> 不思議な霊力を持つ少女。土蜘蛛が忌み嫌う、美しい笛の音を吹く。しかしそのために生け贄にされそうになる。白狐をサポートし、土蜘蛛を倒す。


<楓(かえで)> 希の姉。希の力を恐れつつも見守る。


<ヒノデ> 村の兄貴分、蜘蛛を恐れ、和泉を生け贄にしようとする。


<ヒノイリ> ヒノデの弟、活発


<太市(たいち)> 村の青年、和泉に好意を持つ。


<碓井貞光(うすいさだみつ)> 白狐丸の父。封建的で白子として生まれた白狐を認めない。


<碓井政子(うすいまさこ)> 白狐丸の母。白狐を愛しつつも、手放したことを後悔している。


<渡辺網(わたなべのつな)> 碓井の部下。武芸がたつ。


<吠丸(ほえまる)> 刀鍛冶。土蜘蛛の網すら切り裂く、刀「蜘蛛切」をつくる。


<蜈蚣(むかで)><蠍(さそり)> 白狐丸をつけねらう、野武士。

他、新キャラ追加予定


<あらすじ>

生まれつき真っ白の肌を持つ白狐丸(びゃっこまる)は、その奇異な姿から生まれてすぐに親から捨てられた。しかし、狐猿(きつねざる)という天狗に拾われ、武芸を習い育った。今では仲間の外道丸(げどうまる)と夜な夜な刀狩りと称して、野武士などから刀を集めている。その頃、ある村では「土蜘蛛」と呼ばれるもののけがはびこり、村人が何人も食われていた。その村の少女、希は不思議な力を持ち、その笛の音色で土蜘蛛の力を封じ込めることができた。土蜘蛛はやがて、希を生け贄として差し出さなければ、村ごと食い尽くすと伝えて来る。困った村人達は、白狐丸に土蜘蛛退治を頼むのだが、白狐は思う事があるらしく聞き入れない。仕方なしに村人は、ある高名な武士、碓井(うすい)に土蜘蛛退治をお願いする。しかし、碓井こそ、白狐丸を捨てた父親だった。母親、政子は白狐が生きている事を知り、泣いて喜ぶ。しかし父は「あんな白き肌のけだものは、我が息子と認めん!」と土蜘蛛退治に出かける。刀狩りをしている白狐の前に現れたのは、なんと父親だった。驚愕する白狐。相対する親子。父親は白狐を息子と認めてくれない。白狐丸は放心する。そして、美しく育った妹、詩音に出会う。引かれ合う二人。父は土蜘蛛退治にでかけるも、まるで歯が立たず、村人に和泉を生け贄にするように伝える。その夜、まさに希が生け贄にされようとする時、白狐と外道が現れ、救う。しかし、土蜘蛛の網は強靭でなかなか手強い。蜘蛛を斬るには「蜘蛛斬刀」が必要だと教え、白狐は刀を探しにでかける。残った外道は、峠で艶のある女に出会う。しかしこの女は土蜘蛛とともにする蜘蛛女で、白狐の弱点を聞き出して去ってしまう。白狐は蜘蛛斬刀を手に入れ戻ってくるが、そこに妹、詩音がとらわれたことを母が知らせにくる……。白狐は蜘蛛斬刀を手に、詩音奪回へと蜘蛛塚へと向かう………。妹を救う、自分の存在意義を問う闘いが始まった。


 アルビノという運命を背負った白狐丸。彼は幾多の悲しみを味わい、運命を呪いながらも、それでも生きるという選択をし続ける。


<白狐丸役・小栗諒コメント>

『白狐丸として二作品演じさせて頂いていて、自分の中でも一部になっています。なので、また白狐丸として舞台に立てることはとても幸せに感じています。三作目でもまた新しい景色を見られると思うので、新鮮な気持ちを持ちつつ、ここまで紡いだ白狐丸を全面に押し出していけたらと思っています。外道丸、そしてみんなに支えられ白狐としていられるので、今回もみんなを信頼して全力で白狐丸として生きていきたいと思います。『真・白キ肌ノケモノ』楽しみに待っていてください!!』




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