演劇カンパニー・アリスインプロジェクトの最新舞台「アリスインアリスinデッドリースクール」が、12月12（木）日より、池袋シアターKASSAIで上演される。
これは、タイトルを見て分かるように、今年旗揚げ10周年を迎えたアリスインプロジェクト＆旗揚げ作「アリスインデッドリースクール」の10周年記念のラストを飾る演目となる。同カンパニーがかつて展開していたアクトレスユニット・アリスインアリスの世界観と、舞台の世界観を融合させた注目の作品。物語の詳細については別項で紹介する予定なので、ここではアリスインプロジェクトの作品に初出演、そして作中で重要な役回りを担当する橙沼霧子を演じる、声優の宮村蒼にインタビューした。
――アリスインプロジェクトの舞台、出演おめでとうございます。まずは、芸歴を教えてください。
ありがとうございます。声優一年目の新人です。今回の作品が、舞台初出演となります。
――人前に出るのも初めてですか？
いえ。子供の頃からクラシックバレエを習っていたし、イベントへも出演しているので、舞台に上がるという経験はありますが、お芝居をするのは初めてですね。今回、舞台の稽古に参加させていただいて、バレエや声優とはまた違った世界を経験することができて、すごく勉強になっています。
――会見の時も今も、大人しい印象ですが、ご自身の性格は？
ちょっと猫かぶってますねー。本当はもう少しうるさいかもしれません（笑）。
――小さいころから声優（芸能活動）に憧れていたのですか？
子供のころはまったくなかったですね。母の影響でクラシックバレエ一筋でした。
――それが、声優を目指すようになったきっかけは？
話すと長いのですが、バレエって話すことができないので、表現の手法としては踊りや表情でしか、物語を伝えることができないんです。いつも、2階とか会場の後ろのほうにいる人に、（物語が）伝わっているのかなっていう気持ちというか、悩みをずっと持っていて……。それを解決するにはどうしたらいいんだろうって考えているうちに、そうだ、声に出せばいいんだ！ って気づいたんです（笑）。それで声優を目指すようになりました。
――すごいショートカットですね。すると、今後の目標は？
声優をメインと考えていますけど、舞台の仕事もやっていきたいという意欲は強く持っています。とにかく、今回の初舞台は大きな経験になると確信しているので、頑張ります。
――ところで、どんな声優に憧れているのでしょう？
どんなキャラクターも演じられて、なりきれて、キャラごとの表情をきちんと表現できる、そんな声優になりたいです。
――声優としての活動を教えてください。
アプリゲーム「黒騎士と白の魔王」のアズラエル役や、PCゲーム「ヤンデレシリーズ」の委員長役を担当しています。
――告知はあれば。
舞台の前になってしまうんですけど、12月7日（土）に、吉本興業の芸人「はりけ～んず前田さん」のお笑いライブで、前田さんとトリオ漫才をします（2度目）。声優とは違う面も見ていただきたいなって思います。アプリゲームも好評配信中なので、ぜひプレイしてほしいです。
「アリスインアリスinデッドリースクール」
12月12日（木）～23日（月）まで、池袋シアターKASSAIにて上演
＜出演・シングル＞
夏目綾 葉月智子 高橋明日香 八坂沙織 幸野ゆりあ 鶴田葵 花梨 梅原サエリ 長谷川麻由 羽柴なつみ 天音 夢月 池澤汐音 真崎千波 音羽奈々 渡邉結衣
＜出演・ダブル月組＞
宮村蒼 佐々木円 椎名愛 日暮レイコ 櫻井由佳
＜出演・ダブル星組＞
堤萌 岩﨑千明 湊谷笑夢 叶田明日菜 雪原千歳
＜変則出演＞
真野未華 蒼矢朋季
＜ゲスト＞
白石まゆみ 河地柚奈 清水凜
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