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  • 執筆者の写真yasu

「WHY@DOLL」、温かい「ほわどる」コールに包まれて、最後の@JAM EXPOのステージを完遂

 二人組のオーガニックユニット・WHY@DOLLが、夏の終わりを彩るアイドルの祭典「@JAM EXPO2019」に今年も出演。当初は出演の予定はなかったそうだが、主催の粋な計らいで、8月24日のピーチステージのトリ(19:50~)をオファーされ、見事なステージングを披露。TIFに続いて6回目となる出場を、圧倒的なダンス&ハーモニーと、そんな二人の姿を惜しむように会場に集まったたくさんのファンによる盛大なコールを受けて、完遂した。



 二人の衣装は通称「あずきバー」(と、書いてごめんなさい)であるが、そのシックな装いは、20代中盤を迎えた二人のレディ度を各段に引き立てる仕上がり。ファンにはご存じの通り、今年のTIFのスカイステージで初披露されたものだ(その翌週の定期公演でも着用していた)。



 そんな二人の(おそらく)最後となる@JAMは、TIFのラストステージとなったドリームステージと同じく、メドレー構成で一気呵成に「ザ・ほわどる」ナンバーを繋いでいた。「菫アイオライト」から始まり、「Magic Motion No.5」、そして夜の帳が下りてきた時間帯にピッタリな「夜を泳いで」で会場にメロウな歌声を響かせ、最後は最近のド定番でもある「ケ・セラ・セラ」で締めだ。中盤にある「うぉおおおお、うぉおおおお、うぉおおおお」の会場からのコールは、いままでにないほどの盛り上がり。



 そんな声援を受けた浦谷は少し涙声になりながらも、しっかりとした口調で感謝の言葉を述べる。「はじめのころは、こんなに大きなフェスに出るのは不安でしかたなかったです。そんな@JAMも6度も出演させていただき、そして最後の出場となった今回、こんなにたくさんの方に集まっていただいて、拍手をいただいて、とてもうれしかったです」。


 一方の青木は、今までにないほどしっかりとしたコメント――「こんなに大きなイベントに出演させていただいたことで、たくさんの方々と出会うことができました。その出会いを忘れずに、感謝の気持ちを伝えていきたいです。(活動も)残り3カ月となりました。まだまだライブもたくさんあります、ぜひ遊びに来てください。今日は、素敵な思い出を作ってくれてありがとうございました」――で、リーダーの役目をしっかりと果たしていた。


 二人が去っても、会場に集まった多くのファンは、まだまだ二人の歌声を聞きたい! そんな気持ちから自然とアンコールが巻き起こり、「ほわどる」コールが4分ほど続いたが、残念ながらそれは叶わず、二人は大きな笑顔を残して会場を後にしていた。


写真:矢口 卓



TIF2019


@JAM EXPO2018



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