「菜ノ花れみ」、舞台「Dance Dance Dance Dark Dungeon Ver.」で、圧倒的な存在感を放つ園芸部部長金峰満知恵を熱演

　演劇カンパニーアリスインプロジェクトの最新舞台「Dance Dance Dance Dark Dungeon Ver.」が現在、池袋のシアターKASSAIで上演中だ。ここでは、本格的な舞台は初めてながら、園芸部の部長として圧倒的な存在感を放っている菜ノ花れみにインタビューした。

――ゲネプロお疲れさまでした。

　ありがとうございます。舞台もゲネも初めてで、めちゃくちゃ緊張しました。

――芝居も？

　いえ、お芝居自体は、ワークショップに通って稽古をしたり、自分の所属しているアイドルグループ「COLOR’z」のMVなどで経験はありましたけど、本作のように本格的なものは初めてなんです。しかも、こんなにセリフがあって！　ああああああーーっていう感じでした。

――出演が決まった時は？

　なんかもう、えっ！っていう思いで、とにかくびっくりしたし、頭が真っ白になりました。

――稽古はどんな感じでしたか？

　いろいろたいへんでしたけど、まとめると楽しかったです（笑）。最初はできないことばかりで、大丈夫なのかなって思いましたけど、せっかく金峰（役）を任せていただいたので頑張らなくちゃと思ったのと、「役を演じるのではなくて、役になり切るんだ」っていうアドバイスをいただいたおかげで、できるようになりました。

――金峰的な部分を持っている？

　えっ、あっ、あははははは、半分ぐらいは、あははははは、そんな感じです（爆）。

――すぐになり切れたのですか？

　いえ、時間はかかりましたね。稽古が通しまで来た時でもまだそこまでできていなくて、演出家さんに、「もっとできるでしょ」、「まだ隠してるでしょ」って言われて、その意味を噛みしめているうちに、ああってなって、そこからできるようになりました（笑）。

――前半と後半でガラッと変わります。

　えーあー、なんか、自然とできました（笑）。ドラマとかアニメで観たキャラを合体させていったら、ああいう感じになったんです。

――ゲネプロでは素晴らしい芝居を魅せてくれましたが、出し切れましたか？

　いやぁ～、まだ緊張しているので、半分も出せたかどうか。まだまだもっと出せると思います。もっとかわいく、もっとダークに。頑張ります。

――ご自身のおススメ、見どころは？

　好きな場面は、気絶（？）した千価（聞間）さんを膝枕しているところです。私の膝で起きる場面がすっごく好きなんです。千価さんがめっちゃかわいいんですよ。注目して下さい！！

――普段の菜ノ花さんはどんな感じなのでしょう？

　そうですね、不思議な子って言われることが多いです。活動としては、COLOR’zというアイドルグループに所属して、歌って踊っているほか、ソロで弾き語りもしていますし、作詞作曲もしています。マルチにやっています。

――それはすごい。今後の予定はありますか？

　2月22日にソロ初CD「Wonder bee！」を発売します。オリジナル曲を7曲収録しています。新星堂アルタ池袋（2/21）、タワレコ川崎店（2/22）にリリイベをします。あと、COLOR’zとしては、4月9日にCDをリリース＆レコ発単独公演 in 新宿ReNY、そして6月8日にワンマンを行います。よろしくお願いします。