演劇カンパニーアリスインプロジェクトの最新舞台「真約 魔銃ドナー」が現在、池袋のシアターKASSAIにて上演中だ。舞台のレポートは別項に譲るとして、ここでは3年ぶりに舞台に出演、新人ドナー浅倉神酒を演じる里於奈に話を聞いた。
ゲネレポート1日目
ゲネレポート2日目
――ゲネお疲れさまでした。今日は、初日の50%増しぐらいの熱量を感じました。
ありがとうございます。二日目のゲネが終わって、Wキャストの月・星ではまた雰囲気も変わりますし、自分もそうだったので、観てくださる方もそれを感じとってくださったのかなと思います。テンションについては上がったというよりも、昨日公演後にダメ出しをいただいて、それを直した上で演じているので、それを繰り返していけば、千秋楽の18日へ向かって、まだまだ熱は上がっていくと思います。
――その中でも、里於奈さんの突き抜けっぷりは素晴らしかったです。
本当ですかっ! うれしいです。毎回ダメ出しはいただいているので、どんどん良くならないと意味はないし、テンションという面では、観てくださるお客様の反応もあるので、その時々で変わっていくという、まさに舞台は生っていう感覚を肌で感じています。
――じゃじゃーんのシーンのキュートさは、初演時の高橋明日香を超えました!
ありがとうございます。神酒って基本あまり笑わないし、怖いし、思いつめた表情をしていますけど、それってすべて妹を守るために必死に生きているからなんです。でも、細川さんの脚本ですから、ちょこちょこギャグが入っているので、そこにも注目して観てほしいです。
――ところで、アクションはいかがですか?
本当に初めてで、すごく緊張しているんです。稽古の時は、動き(手)を間違えたら怪我しちゃうってビクビクしていましたけど、昨日、今日のゲネでは体が勝手に動くような感覚があって! あっ、来たから反応しようっていうのが段々できるようになってきて、楽しいです。
――千秋楽はすごいことになってますね。
もう、全員がすごいことになっていると思いますよ、ぜひ。
――ところで、里於奈さんはどんな性格なのでしょう?
とりあえず人見知りです。人と話すのが怖いなって思うぐらいで……。友達にはこの職業するなよってよくからかわれるんです。だから、この舞台に出演が決まった時は、みんなと仲良くなれるのか分からなくて、隅っこのほうで一人本読みしていました。稽古を通じて、みんなで注意しあうぐらいはできるようになりましたけど、まだ、自分から写真撮ろうって言えなくて……。とりあえず人見知り直したいです。
舞台「真約 魔銃ドナー」
8月18日まで、池袋シアターKASSAIにて上演中
<キャスト・シングル>
白石まゆみ 里於奈 神村風子 こみつじょう 羽柴なつみ 草場愛 河地柚奈 國井紫苑 鈴木千菜実 沖田桃果 天音 長谷川麻由 夢月 梅原サエリ 着崎花梨 東城希亜 泉谷裕美
<キャスト・変則W>
錦織めぐみ 結城美優
<キャスト・W月組>
水湊あおひ 佐々木円 増田南美 菜花まりあ 森本ゆき 佐藤真代
<キャスト・W星組>
朝倉奈珠希 須田理夏子 古川杏 琉河天 未棟友理奈 戸村美優
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