演劇カンパニーアリスインプロジェクトの最新舞台「Dance Dance Dance Dark Dungeon Ver.」が現在、池袋のシアターKASSAIにて上演中だ。ここでは、昨年の同作では須磨勝子役を演じ、見事な芝居を披露していたが、今回は歴史部部長の本能寺信子役として、新たな表現の地平を開いた天音に、インタビューした。
――ゲネお疲れさまでした(取材は1月30日)
ありがとうございます。もうゲネなのにみんなの熱量がすごくて、120%のフルパワーっていう感じなので、本番ではどこまで上がっていけるのか楽しみですし、ワクワクしています。
――今回は、アリスインや舞台そのものが初めての子も多いです。
そうですね。私も、年齢的には真ん中ぐらいなんですけど、出演回数ではお姉さん組に入るので(笑)、フレッシュな子たちと一緒に、楽しい舞台にしたいと思って頑張っています。
――本作では、歴史部部長の本能寺を演じられていますが、ゲネを見る限りその本能寺(天音)と、園芸部部長 金峰満知恵役の菜ノ花れみさんの演技が印象に残りました。
ありがとうございます。いままでの役柄からしたら、まさかのキャラクターでしたからね(笑)。
――セクシーさ満点でしたが、当初からそういう役づくりで?
実は、稽古の参加が遅かったのが幸いして、という感じなんです。信子をどう演じようかなって思っていたんですけど、(稽古に参加した時には)かっこいい枠はもう埋まっていたし、かわいい枠も空いてない、と。他の枠も埋まっていたので、どうしようかなって思った時に、そうだセクシーがない!と思って。結果としてセクシーな役づくりが、最終的なゴールになりました。ある意味、隙間産業ですよ(笑)。
――千秋楽のころには、どれだけセクシーさが増しているでしょう?
どうでしょう(笑)。グラビアオーディション・グランプリの子もいるので、(水着にならなくても)服を着たままでもセクシーさを増していけるように頑張ります。
――表現力もアップしていますし、刀を持った時のポーズも決まっています。
えーー、やったぁ! ありがとうございます。うれしいです。アニメのイラストなんかを見て研究したので、お見逃しなく!
――ところで天音さんの好きなシーンは?
今日ゲネを終えてみて改めて思ったのは、バスケ部をいじめるシーンですね。スモークがぶわっと出てきて、照明もいい感じなので、煙ごしのゆらゆらしているところがもう楽しくて楽しくて! そのシーンの終わりのところで、扉の向こうに行って、ふと振り返ったときに、扉がシュッとしまるところもかっこいいので、ぜひ。
――今後の告知があれば。
いくつかありますので、情報解禁をお待ちください。
舞台「Dance Dance Dance Dark Dungeon Ver.」
2月11日まで、池袋シアターKASSAIにて上演中
<キャスト シングル>
聞間彩 鈴木楓恋 永瀬がーな 菜ノ花れみ 星ゆりか 天音 長谷川麻由 河地柚奈 野々のん 夢月 白水桜太郎 黒木美紗子 佐藤琴乃 結城美優 音羽奈々 羽柴なつみ 北原唯 新木美優
<キャスト ダブル(月組)>
香咲和花 湯田陽花 花咲希音 中心愛 上野美里 須田理夏子 絃ユリナ 戸田早奈美
<キャスト ダブル(星組)>
神田緋那 大川華恵 百咲ねねか 琴石玲菜 杉優歩 大工原凛 中村早希 橘実咲季
<日替わりゲスト>
渡邉ひかる 熊谷知花 田中はな
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