「CRAYONS」の歌姫「中村千紗」の二十歳の生誕イベント開催。多くのファミリー＆ファンに祝福されて「めちゃくちゃ嬉しい」と満面の笑み

　4人組のアイドルグループ「CRAYONS」（クレヨンズ）のメンバー中村千紗の生誕祭「ようこそ大人の世界へ」が2月16日、お昼に行われた1部：奥野未悠に続いて大塚Deepaで開催された（18:00開演）。

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　この日第2部となる中村生誕祭は18:00よりスタートだ。開演前にファン有志によって飾り付けられた会場は、オールちーぼー（中村）仕様。ステージバックには大きなちーぼー垂れ幕（？）も掲出され、1部の奥野未悠の生誕と同じく、会場には開演を待つファンの熱気が渦巻いていた。2部のMCも引き続き庭山やすえが務め、ライブにはCRAYONSはもちろん、ゲストとしてCRAYONSファミリーのレプスルプスも登場し、中村の生誕を祝っていた。

　さて、オープニングは1部同様にCRAYONSから。ナンバーは、歌詞もメロディも二十歳を迎えた中村にぴったりの「My Favorite Girl」だ。メロディアスなバラードが会場を満たした後は、ますはゲストのレプスルプスの登場だ。

　定期公演のピンクの衣装からは一転、黒のドレス風衣装は、中村の成人と合わせたかのような大人っぽさとセクシーさを兼ね備えたもので、筆者はこの衣装は初見なこともあり、グループの新たな魅力を垣間見たよう。ステージでは、レプスルプス定番とも言える「まわるんだ」や、雰囲気のある「Logic」など全3曲を華やかに披露。お祝いトークでは、郷咲の「21歳で大人になった」という意味深なコメントもあったが、終始にぎやかな雰囲気で終了。今後、定期などで、中村＆郷咲のデュエットも見てみたいと思った次第。

　続いてはいよいよ本公演の主役・中村千紗の生誕コーナーだ。純白の、まさに清楚という形容詞がぴったりのドレス姿（一部シースルー仕様のセクシーなもの）で登場した中村は、まずはメンバー、ファンヘ向けて、感謝の気持ちを披露（手紙読み上げ）。要約すると、「アイドルを始めた時は、向いてないって悩むこともあったけど、徐々にファンも増え、今では続けてよかった」というもの。個々のメンバーへの感謝を言葉も、それぞれとの関係を反映したクスっと笑える内容になっており、さりげなく仲のよさも感じさせるものとなっていた。二十歳の抱負（？）は「（二十歳って）大人なイメージですけど、（これまで通り）ヘラヘラ行きたい」。後半はファンからの各種プレゼント（ケーキ、花束など。福岡からもプレゼントが届いた）の贈呈、バースデーソングを贈られての蝋燭消し、撮影タイムなどを行ない（クラッカーもパンパンと賑やかに鳴っていた）、最後は１月のワンマンで披露した「あなたのお姫様」を情熱的に歌唱して終了だ。

　生誕の後は、１部と同じく、MCを務めた庭山がステージを務め、アイドルファンには有名はアノ曲をかわいらしく披露。ファンからのコールをタイミングもばっちりと決まり、いつもとは違うキュートな雰囲気を振りまいていた。

　最後はCRAYONSのステージだ。中村は生誕コーナーで着ていたドレス、メンバーは（通常衣装に）中村生誕Tシャツをはおって登場。明るい未来を感じさせる「スタートライン」から始まり、大盛り上がりの「ぴょんぴょんBEYOND」、２月の新曲「vault！」(変形アラレちゃん走りのような振りもかわいらしい)、「Brand New Dream」、そして中村の歌い出しの声が素晴らしい「片想い」（新潟テレビ21、山形放送の番組でエンディングテーマに採用！）で、会場に集まったファンを魅了して終了だ。