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執筆者の写真yasu

「九州女子翼」、待望の新曲はディスコミュージックとバラード。歌唱力&ダンスパフォーマンスの確実な向上がもたらす、もう一段の高みに上がった難曲を、華麗に披露!

 九州の女性の綺麗さ、かわいさ、力強さを真っ赤な衣装で体現しているガールズグループ・九州女子翼が1月5日、東京遠征二日目の第2ステージ(19時~)となる「新曲東京初披露イベント」を、AKIBAソフマップ(1)8Fマップ劇場で行った。



 この日は、同劇場でのダブルヘッダーを務めており、15時からの1部では晴着姿で今年の抱負を、そして本稿の第2部では、待望の新曲(2曲)を東京で初披露するのがトピックだ。


 1部では和服美人の瑠菜が、2部ではソロチャレンジ中の香苗が影ナレを務め、本編への期待を高めてくれた。



 さて、そんな2部は「fair wind」からスタートだ。香苗の煌びやかな歌声が場内を満たし、愛理のスーパーコールがファンの熱気をいやがおうにも高めてくれる。別稿でも記したように、何を言っているのか分からないけど凄いから、情熱がほとばしるような激しいコールへと進化しており、1部で目標に掲げた「前進」をすでに体現しているかのよう。気持ち、キーが下がったようにも感じた。



 続く2曲めは、まずは1曲目となる新曲だ。東京では、2018年11月に池袋で行われた筑田フェスにて、先輩グループ・IsTaR(アイスター)の新曲として披露された「Welcome To The Music」だ。アイスターのアイコンでもあるディスコミュージック調のメロディ(ミドルテンポ)なのだが、女子翼の熱いダンスと組み合わさることで、不思議と九州女子翼の曲に聞こえてくるから不思議だ。瑠菜の歌声(声質)が、Ukinaを思い出させてくれる(なんとなく似ている)。実玖は、「女子翼らしくお届けできるようにしたい」と意気込んでいた。


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 「絶対零度」では女子翼の詩の守り神・詩絵里の歌い出しが冴えわたり、「空への咆哮」では、エース実玖の歌声に、ヤバいほどの情感が煮えたぎっている。先に書いてしまえば、この日(東京で)初披露された2曲(「Welcome To The Music」「I Am Love」この後で歌唱)は、今の歌唱力に到達できたからこそ歌えるようになったのではないだろうか。


 その「I Am Love」は、メンバーのツイッターなどでもご存じの通り、グループにとって初のバラード。ピアノサウンドによるイントロも鮮烈で、ソロパートが多く、個々のパフォーマンスアップがあったればこそ(歌うことが)実現したと言える楽曲だ。愛理曰く「愛ですよ。歌詞には愛が詰まっています。大合唱してほしい」。


 (本日)1月6日に開催される定期公演(@AKIBAカルチャーズ劇場)でも、新曲の2曲は披露されるはず。ぜひ。



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