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執筆者の写真yasu

「九州女子翼」、2020年東京での初ライブは、AKIBAカルチャーズ劇場での「カルチャーズ新年会」。前回の定期の勢いそのままの熱いステージング。明日は、晴着&新曲東京初披露

 九州発のガールズグループ「九州女子翼」が1月4日、東京・秋葉原にあるAKIBAカルチャーズ劇場で開催された対バン「カルチャーズ文化祭 Supported by Top Yell新春スペシャル」の第2部(15時~)に出演。2020年の東京での初ライブを熱く熱く披露した。



 2部に登場したのは、九州女子翼のほかに、「君の隣のラジかるん」「ネコプラ」を加えた全3組。それぞれ、新春らしい華やかなステージングで、集まったファンを熱く盛り上げていた。




 さて、3番手に登場の九州女子翼は、約2週間前に同地で開催した定期公演(第二十四片)の勢いもそのままに、圧倒的なパフォーマンスを発揮していた。


 登場は、ver1 SE(fly high!)であり、鈴川から一人ずつ順にステージに現れ、切れ味鋭い見栄を披露。オープニングナンバーの「赤の流れ」から、愛理の煽りは冴えわたり、かつては何を言っているのは分からないがとにかくすごかったものが、いまや、はっきりと、的確に、確実に、そしてマグマのように熱く、会場に集まったファンの耳に、心に届くようになっている(巻き舌もすごい)。


 個々のメンバーについても、定期でのソロステージによってパフォーマンスは確実に向上しており、グループでのステージングでは、より高い次元でダンスと歌唱に結実しているのが分かるほど。12月30日に地元福岡で開催したライブでは、待望の新曲を2曲も初披露しており、心の充実ぶりも、切れ味アップに大きく貢献しているようだ(東京では明日、1月5日に初披露)。



 「fruits music」では場内を和やかな囲気に染め上げ、「fair wind」ではウオウオウオーのコールで会場との一体感を醸成し、「絶対零度」の冒頭では、空間に真空を生み出すがごとき鋭い振りを見せてくれた。そして最後は、女子翼の楽曲の中でも1、2を競う壮大な「空への咆哮」を以て、熱き魂を発露し、女子翼のステージングは終了した。


 明日1月5日は、AKIBAソフマップ(1)のマップ劇場にて、2部構成のイベント&ライブを開催する。1部(15:30~)の新年会編では晴着を、2部(19:00~)のライブ編では、先述の通り新曲2曲を東京で初披露する。そして、1月6日(月)には、東京での月一定期の第二十五片を、AKIBAカルチャーズ劇場(18:30~)で開催する。ぜひ。



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