演劇カンパニーアリスインプロジェクトの最新舞台「アリスインアリスinデッドリースクール」が現在、池袋のシアターKASSAIで上演中だ。ここでは、アリスインプロジェクトの旗揚げ作「アリスインデッドリースクール」にも出演、本作では物語を動かしていくヴァリアブルアリスのリーダーパンドラを演じる高橋明日香に話を聞いた。

初演作「アリスインデッドリースクール」の記事はコチラ
「アリスインアリスinデッドリースクール」のゲネの模様はコチラ
※ネタバレがあるのでご注意ください
――ゲネお疲れさまでした。この衣装ってアリアリ時代のものですか?
ありがとうございます。いえ、舞台用に作り直したもので、昔のステージ衣装よりも生地がよくなっていまーす(笑)。

――いきなりですが、なぜヴァリアブルアリスなんですか?
舞台を見ていただくと分かりますが、「アリスインアリス」という名前を呼ぶと出てきちゃうので(笑)、名前を偽っているんです。
――トレイサー達との関係は?
ヴァリアブルアリスはいろいろな世界を経験していて、トレイサーが間違ったことをするのが分かっているんです。トレイサーは、リーダー・アトラス(夏目綾)の、自分の世界を救いたいという願いのもとに集まった3人で、自分たちが間違ったことをしようとしているのに気づいていないんです。そのため、(ヴァリアブルアリスが)彼女たちを諭すというか、導くようにしているんです。
――展開は脚本の麻草さん節全開でしたね。
本当に! たいへんです。ネタバレになってしまいますが、私の演じるパンドラが2人いるのも分かりにくいところで、見ていてあれっ? ってなるかもしれません。冒頭の戦いで瀕死の重傷を負ったほうのパンドラが、優(葉月智子)のもとにやってきて、ユピテル(左手のアレ)を渡して、「世界を救える可能性」を伝えるという役割を果たすんです。劇中で、「私の死ぬところを見に行こうか」と言っているパンドラは、また別の次元の存在なんです。
――いろいろな名場面がありますが、高橋さんの好きなシーンは?
イオリ・ヒカミと氷鏡庵と七里一香の3人が話しているところですね。ヒカミの「もう11歳も違うのか」というセリフが一番好きなんです。過去作では氷鏡を演じたこともあるので、印象に残りました。

――今日の髪型は、初演作「アリスインデッドリースクール」に保健委員役で出演したときのものと似ていますね(笑)。
ほんとだ! ヤバい(笑)!
――最後に今後の告知があればお願いします。
来年1月18日に公開される映画「ディープロジック」の、公開直前イベントが1月12日に開催されます。私も出席しますので、よろしくお願いします。
「アリスインアリスinデッドリースクール」
12月23日(月)まで、池袋シアターKASSAIにて上演中
<出演・シングル>
夏目綾 葉月智子 高橋明日香 八坂沙織 幸野ゆりあ 鶴田葵 花梨 梅原サエリ 長谷川麻由 羽柴なつみ 天音 夢月 池澤汐音 真崎千波 音羽奈々 渡邉結衣
<出演・ダブル月組>
宮村蒼 佐々木円 椎名愛 日暮レイコ 櫻井由佳
<出演・ダブル星組>
堤萌 岩﨑千明 湊谷笑夢 叶田明日菜 雪原千歳
<変則出演>
真野未華 蒼矢朋季
<ゲスト>
白石まゆみ 河地柚奈 清水凜
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